なつくもゆるる
なつくもゆるる、攻略完了しました。
ツイ〇ェミに文句を言われそうな下ネタのオンパレードと怒涛の伏線回収シナリオが想像以上に面白かったです。笹井さじ先生の可愛らしいCG、丁寧な背景、立ち絵の表情がコロコロ変わるのも高評価。
音楽面はOPとEDを除き特にこれといったBGMはありませんでした。
システム面ははっきり言ってかなり使いにくいです。クイックセーブロード、バックログ等最低限のものしかないです。
Hシーンはノーマルなものからかなり際どいものまで様々。そもそもメインヒロインが全員ロリなのでかなり危ないシーンが多めでした。w
以下個人的な感想とネタバレを少々
題名のなつくもゆるるの「ゆるる」ってどんな意味があるのでしょうか。
今回の主題は重力
重力にかけ合わせて「ゆるる」→「ゆれる」にしたんですかね。
僕はガッツリ文系なので調べながらじゃないと全く分からなかったのですが、SF的要素としては相対性理論や宇宙ひも、M理論、ブレーンワールド、ブラックホールその他いろいろ使った独自の解釈がとても興味深く、面白かったです。
「はるまで、くるる。」も時間が出来たら買おうかなぁ。
終末の過ごし方
終末の過ごし方、攻略完了しました。
シンプルで短いながら、非常に丁寧に作りこまれていました。
面白いわけでも、感動したわけでもありません。ですが、この儚さは忘れる事ができません。
キャラの声はありませんが、その分を音楽で補っているので十分かと。
システムは最低限のものしか備わっていませんでした。まぁ1999年のエロゲなので仕方ない。
以下個人的な感想
終末世界を綴ったエロゲは沢山あります。そのたくさんの作品とこの作品が違うところは、淡々といつもの「日常」の延長上を退屈な週末に向けて生きようとする様子を書いているというところではないでしょうか。優しい雰囲気のまま世界の終わりを迎えるお話、彼らのいつもとほとんど変わらない1週間を描いたお話にとても好感を覚えました。
真実がもっとも苛烈である。
誰かが言っていた。
これから、オレたちはその苛烈さを味わうことになるだろう。
でも── 2人だから、何とかなると思う。
ごきげんよう、さようなら。
────良い終末を。
天使のいない12月
天使のいない12月、攻略完了しました。
至高のCGと美しいギターサウンドのコラボレーション。願ったのは束の間の安らぎ 叶ったのは永遠という贖罪のテーマに合った読み応えのあるシナリオで、これぞ「18禁ゲーム」というべき作品でした。
人を選びますが、リアリティのある話が好きな方にはおすすめできる作品です。
以下個人的な感想。
キャラの言動が青臭すぎる、バッドエンドも作り込んでほしかった、主人公うざい、Hシーンが量産型、バッドエンドともグッドエンドとも言い難い終わり方など不満点も数多くあります。
ですが、主人公に感情移入しようとしてプレイするのではなく、作品内の登場人物を第三者的に眺めながらプレイするとその深さが分かるはず。
こんなふうにきれいに諦められたら…というifは、それだけで素晴らしいエンターテインメントになりえるのです。
最後に、心にきたセリフを残して終わろうかと。
麻生 明日菜
「自分にできないことあるくらいで、自分を見失わないで」
「むしろ、よかったじゃない。これから、自分のできることを探せる、作ることができるんだから……」
鍵を隠したカゴのトリ
4月にCabbit5年振りの新作、『鍵を隠したカゴのトリ』が発売される予定です。僕自身も予約しました。
1年前からずーっと期待してるこの作品、凄くそそられるストーリーと安定してるゆき恵先生とさえき北都先生のダブル原画、そして去年プレイした翠の海に衝撃を受け即購入を決意しました。
1つ心配なのが、発売1ヶ月前近いのに声優も体験版もまだ出てないのです。このまま開発中止になってしまうんじゃないかと嫌な予感が脳裏をよぎります…頑張れ、Cabbit
殻ノ少女
殻ノ少女/Innocent Grey(60h)
感想:音楽と原画は高水準。タイトル画面で流れる殻ノ少女とOPの瑠璃の鳥が耳に残りました。シナリオは救いが無いと言われますが、個人的には喪失感を抱えつつも明日へと進んで行こうとする余韻のもたせ方が上手だなと思いました。
続編の虚ノ少女も近いうちに遊んでみようかなと思います。
はじめまして。
エロゲを作るメーカーへの恩返しがしたくなり、ブログをはじめました。
主に感想と考察を書いていきます。更新は月に2回~3回、新作と旧作を混ぜながら記事を書いていこうと思います。よろしくお願いします。